ある朝、わが子がふいに
「目玉焼き作るね!」 と朝ごはん作りを手伝ってくれました。
最近、料理への興味が少しずつ育ってきたところで、
「自分からやってみようとする姿」そのものが嬉しくなる瞬間でした。
最初の1個は黄身が割れてしまい、
子どもはちょっぴりしょんぼり。
でもそのあとつくった2個目、3個目は、
とてもきれいな丸い目玉焼きが完成しました。
“できなかったことが、少しずつできるようになる”
その変化を目の前で感じられた朝でした。
失敗しても大丈夫。大事なのは“そこから”の姿
まずは「行動」を肯定する声かけを
黄身が割れたとき、私はすぐにこう伝えました。
「最初のは割れちゃったけど、2個目からすっごく上手にできたね!」
この言葉に込めたのは、
- 失敗を否定しない
- その後の上達をしっかり見つける
- やってみたこと自体をほめる
という3つの気持ちです。
すると子どもはふっと表情をゆるめ、
次の目玉焼きはさらに丁寧に作っていました。
「認めてもらえた」という安心が、
次の挑戦につながったのだと思います。
親の“むかし話”は、子どもにとって安心材料になる
「大人も最初はできなかった」の共有
続けて私は、そっとこんな話をしました。
「お母さんも小さいころは卵を割るの失敗ばかりだったよ。
たくさん練習して、今みたいにできるようになったんだよ。」
大人でさえ初めからうまくいったわけじゃない。
失敗しながら、ゆっくりできるようになる。
そのごく普通のことが、
子どもにとっては大きな安心の材料になります。
「失敗してもいい」
「練習すればできるようになる」
そんな気持ちが、経験からゆっくり育っていくのだと思います。
体験に“ことば”をあげると、自信に変わる
“挑戦→失敗→工夫→成功”を一緒に振り返る
目玉焼きづくりが終わったあと、
今日の経験をことばにして伝えました。
「今日は、失敗してもあきらめずに挑戦すると
ちゃんとできるようになるって体験できたね。」
子どもが体験したプロセスを言葉で整理すると、
その経験が「自分でできた」という実感に変わります。
これは、料理だけではなく、
これからの挑戦すべてに生きていく力です。
今日の“できた”のきろく
- 失敗しても気持ちを切り替えて挑戦できた
- 回数を重ねるごとに、どんどん上達した
- 自分の力で「できた!」を味わえた
ただの朝ごはんづくりには収まらない、
心が育つ時間でした。
おわりに|子どもの“挑戦心”をそっと見守りたい
今回の出来事は、
わが子にとって小さな挑戦であり、
大きな成長のタネになりました。
子どもが何かに挑戦したとき、
成功だけでなく“過程”に目を向けて声をかけてあげられると、
そのひとつひとつが自信へと変わっていきます。
これからも、こんな小さな“できた”を
丁寧に見つけていけたらいいなと感じた朝でした。
同じように、子どものがんばりを見つけたい親御さんの
参考になれば嬉しいです。
朝の時間に生まれた、別の小さな挑戦
日常の中で増えていった「できた」




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