
失敗を怖がっていたわが子と向き合うヒントになった一冊です
「前向きになってほしい」気持ちが、空回りしていた頃
子どもが失敗したとき、
落ち込んだとき、
ネガティブな言葉を口にしたとき。
「大丈夫だよ」
「次があるよ」
「ピンチはチャンスだよ」
といった、前向きにさせる言葉を多く使っていました。

当時の私は、
無理に前向きにさせることが親の役目だと思っていました。
でも実際は、
その言葉が届かないことも多く、
親子の距離を感じる瞬間がありました。
小学5年生の頃のわが子は、失敗をとても怖がっていた
今は中学生になり、
トライアンドエラーでどんどん挑戦する姿がありますが、
小学5年生の頃は、かなり慎重でネガティブでした。
- 新しいことに手を出したがらない
- 失敗=恥ずかしいこと、と思っている
- 「どうせ僕は」「どうせ無理」と最初から諦める
親としては心配で、
「自信をもってほしい」
「もっと前向きになってほしい」
そんな思いばかりが募っていました。
この本を手に取った理由
そんな時期に出会ったのが
『ピンチ!! それはチャンスだ!』 でした。
タイトルは少し勢いがありますが、
「今のわが子に、何かヒントがあるかもしれない」
そんな気持ちで購入しました。
読んで感じたのは「答え」ではなく「視点」

この本は漫画仕立てで描かれており、
身近な学校の色々なエピソードのなぞらえて描かれています。
わが子はとても読みやすかったようで、楽しそうに読み進めていました。
正直に言うと、
この本を読んだからといって
すぐに子どもが変わったわけではありません。
でも、読み進めるうちに、
- 失敗の捉え方は、教え込むものじゃない
- 大人の反応が、子どもの経験の意味を決めてしまう
- 無理に前向きにしなくてもいい
私は、そんな考え方の視点をもらいました。
「ピンチをチャンスに変えなきゃ」
ではなく、
ピンチを、ピンチのまま受け止めてもいい
そう思えたことが、
私にとっては大きな変化でした。
本を読んでから、意識するようになったこと
この本をきっかけに、
私は子どもへの関わり方を少しずつ変えました。
- すぐに意味づけしない
- 「次があるよ」と言わない
- まず「そうだったんだね」と受け止める
前向きにさせるよりも、
安心して失敗できる空気をつくることを
意識するようになりました。
「ピンチをチャンスに変えた」習字の出来事
その変化が、
はっきり見えた出来事があります。
習字の日に筆を忘れて教室でどうしようか考えた日のこと。
以前なら帰ってきたら悲しいエピソードとして話してくれていたことが、
工夫で乗り越えて、嬉しいエピソードとして話してくれました。
そのときの具体的なやりとりと、
そこから見えた子どもの成長については、
こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎ 実体験記事

この本は、こんな人に向いていると思う
『ピンチ!! それはチャンスだ!』は、
- 失敗を怖がる子どもにどう関わればいいか迷っている
- 前向きな声かけが、逆効果な気がしている
- 子どもを変えたいというより、親の視点を変えたい
そんな人に、
そっとヒントをくれる一冊だと思いました。
まとめ|「チャンスに変えなくてもいい」
この本を通して、
私がいちばん心に残っているのは、
- 無理に前向きにしなくていい
- 失敗の意味は、あとから変わっていく
- 親が焦らないことが、子どもの土台になる
という感覚です。「ピンチをチャンスに変えなきゃ」ではなく、
ピンチを、そのまま経験させていい
そう思えたことで、
親子の関係が少し楽になりました。
関連記事:考え方の土台として
この記事で書いている考え方は、
このブログ全体の土台にもなっています。
▶︎ 失敗を怖がる子どもへの関わり方|まとめ

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