朝が苦手なわが子の、いつもの朝
わが子は、朝ギリギリに起きると胃が受け付けず、食欲が出ないタイプ。
特に寒い冬の朝は、起きてすぐにエンジンがかからず、
朝ごはんはごはんを少しだけ、スープも半分くらいで終わることが多くありました。
「無理に食べなくていいよ」と思いつつも、
体のことを考えると、やっぱり少し気になる。
そんな日々が続いていました。
夜の“こそこそ”に、理由があった
ある夜のこと。
ふと見ると、わが子がこそこそと時計をいじっていました。
「どうしたのかな?」とは思ったものの、
そのときは深く聞かず、そのまま就寝。
でも、翌朝。
いつもと違う目覚まし音で始まった朝
「ピピピピッ」
聞き慣れない音色の目覚ましが鳴りました。
私がセットしたものとは違う音。
「おはよう!」
そう言って、わが子が自分で起きてきたのです。
まだ余裕のある時間。
こたつで少し体を温め、ゆっくり着替えて、朝ごはんの時間に。
いつもより、ちゃんと食べられた朝ごはん
その日用意したのは、ごはんとスープ。
いつもなら、ごはん一口とスープ半分くらいなのに……
この日は、スープまで残さず食べて、
「ほっこりする〜」と、満面の笑顔。

その姿に、思わずこちらまで嬉しくなりました。
「早起きしたら食べられるかも、と思って」
食後、わが子がぽつりと教えてくれました。
「早起きしたら、朝ごはん食べられるかな〜と思って。がんばってみた」
あぁ、そういうことだったんだ。
夜にこそこそしていたのは、
この朝のための準備だったのだと、ここでつながりました。
「なるほど〜、昨日から準備してたよね」
そう伝えると、
「あ?見てたの?」
と、少し照れたように笑っていました。
こうして振り返ると、「自分で考えてやってみた」できごとが少しずつ増えてきました。

気づけたことも、ひとつの“できた”
早起きできたこと。
朝ごはんを食べられたこと。
どれも立派な“できた”だけれど、
それ以上に嬉しかったのは、
- 自分の体のことを考えたこと
- 前の夜から準備していたこと
- 「やってみよう」と行動に移したこと
その一つひとつでした。
そして、
夜のこそこそに気づけた自分も、
ちょっとだけ「よかったな」と思いました。
「できたこと」に目を向けて言葉にするようになってから、親子のやりとりも少しずつ変わってきた気がします。

まとめ|静かな準備の先にあった「できた」
大きな変化ではないかもしれません。
毎日できるようになったわけでもありません。
それでも、
自分で考えて、準備して、試してみたこと。
その先に「できた」があったこと。
それは、確かな成長の一歩。
こうした小さな“できた”を、
これからも見逃さずに、そっと伝えていきたいなと思った朝でした。
こんなふうに、日常の中にある小さな「できた」を記録しています。
よかったら、ほかのエピソードものぞいてみてくださいね。

子どもの中に芽生えた、ほんの小さな“できた”をそっと拾って記録しています。気づくことで、子どもの自信も親の心もやさしく育つ、日々の成長メモです。

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