断れない子どもを前にすると、
親はつい「どうしたら断れるようになるか」を考えてしまいます。
でも本当に大切なのは、
断らせることではなく、
無理をしている気持ちに気づき、守ることでした。
この記事では、
やさしすぎる子どもに向き合う中で見えてきた
「かけてよかった言葉」「控えたほうがよかった言葉」を、
具体的な声かけ例としてまとめます。
つい言ってしまいがちなNG声かけ
子どもを心配するあまり、
親が無意識に言ってしまいがちな言葉があります。
❌「そんなの気にしなくていいよ」
この言葉は、
親としては“楽にしてあげたい”気持ちから出がちです。
でも子どもにとっては、
- 気にしている自分が変なのかな
- この気持ちは話さない方がいいのかな
と、気持ちをしまい込むきっかけになることもあります。
❌「嫌なら断ればいいじゃない」
大人にとっては簡単に思えることでも、
子どもにとって「断る」はとても勇気がいる行動です。
この言葉は、
- できない自分は弱い
- どうしてできないんだろう
と、自分を責める方向に向かわせてしまうことがあります。
気持ちを守るためのOK声かけ実例
では、どんな声かけが
子どもの心を守る助けになるのでしょうか。
◎「それだけ大事に考えてたんだね」
まずは、行動ではなく
気持ちに目を向ける言葉を。
- 真剣に向き合っていたこと
- 相手を思っていたこと
をそのまま認めてもらえると、
子どもは安心して話を続けられます。
◎「しんどくなるくらいなら、少し離れてもいいんだよ」
やさしい子ほど、
「離れる=冷たい」と感じがちです。
でも、
離れることは、逃げじゃない
自分を守る選択だと伝えることで、
選択肢が増えていきます。
◎「助けるかどうかは、自分で決めていい」
この言葉は、
子どもに主導権を戻す声かけです。
- いつも助けなくていい
- 断っても価値は変わらない
そんな土台を、
少しずつ育てていきます。
年齢別|声かけのポイント
◯ 低学年の場合
- 「いやって言っていいんだよ」
- 「今はできない、でもいいよ」
短く、具体的な言葉がおすすめです。
◯ 中学年の場合
- 「どこまでなら聞けそう?」
- 「今日は自分を優先する日でもいいね」
一緒に考える姿勢が、
安心感につながります。
声かけより大切なこと
実は、
完璧な言葉をかけることよりも大切なのは、
- 話を最後まで聞くこと
- 否定せずにそばにいること
でした。
子どもは、
「理解しようとしてくれる大人がいる」
と感じられたとき、
少しずつ自分の限界に気づけるようになります。
まとめ|やさしさを、無理にしないために
断れない子どもに必要なのは、
強さよりも安心感です。
- 無理をしても愛されているわけじゃない
- 断っても大切にされる
その感覚を、
日々の声かけで積み重ねていくことが、
子どもの心を守る力になります。
声かけは、断れない子どもを支える大切な手段ですが、
それだけですべてが解決するわけではありません。
背景にある気持ちや考え方を含めて知ることで、
子どもへの関わりは、もっとやさしくなります。
断れない子どもへの関わり方をまとめた親記事はこちらです。
▶︎ [断れない子どもへの声かけと関わり方|やさしすぎる子を守るヒントまとめ]

▶︎ [断れない子どもが友だちの悩みを抱えすぎてしまうとき]



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